.1ユニットリーダー研修では、受講者から 『人手が足りない』という発言(悲鳴?)を良く聞きます。 老人福祉法における特養の配置基準は3:1ですが、 皆さんの施設において、あるいは現場において 『人手が無い』という状態はどのような状態を指すのでしょうか。

■茨城県高萩市 松籟荘 村上 和之施設長の回答
定数割れしており、ユニットメンバーだけでは勤務がまわせない状況。
現在の我が施設の状況です。管理職がユニットのフォローに入らないと シフトが組めない。本当の意味で人手がありません。
私どもの施設もユニットケアを導入し、求められている職員のユニット固定配置や2ユニットに1人の夜勤配置。 そしてその目的である個別ケアを実施していくためには基準である3対1の人員配置では物理的に無理であり、それを基準に人手不足を 論じることは正に論外であると思います。

■千葉県浦安 愛光園 足森 三由甲ケアサービス課長補佐の回答
「人手がある」とは  自施設の人員配置の定数を満たしていれば、状況的には  とりあえず「人手がある」という表現になるのかもしれません。  
それは国の基準を大きく上回っている数字であり、経営上はかなり厳しく、削減を迫られているのが実情です。
国の配置基準自体ありえない数字で、全く現実的ではないと思いますが…。ただし、その状態であっても現場にとっては「人手がある」という認識は全くないのではないでしょうか。
現場にとって「人手がある」という状態は、常時ユニットに1名プラスアルファの職員がいて、「思い通りのケア」ができ、職員も休み(有休)が気軽に取れる状態では?
現実にはありえませんが…。
あとは「人手がない」と思っている職員に「思い通りのケアができた」という満足感をいかに感じさせることができるか、それが私たちに必要とされるテクニックかと思います。

■長野県飯田市 かざこしの里 小松統括マネージャーの回答
人手があればいいというものではなく、本当に分かり合って働ける人なら情報を共有し、少人数でも頑張ってユニットケアができます。
例え2対1以下であっても、ユニットケアを解っていない人がチームに2人3人いれば、人手がある状態とはいえないと思います。但し絶対数に満たない人員配置は無理といえます。
2対1は必要最低の人員と思います。
入居者が安心(安全)して生活できている局面(心理的なものを含めて)用事があればすぐに来てくれるという安心感・信頼感で過ごされている時「人手がある」いえるのではないでしょうか

.2 逆に『人手がある』というのはどのような状態を指すのでしょうか。

■茨城県高萩市 松籟荘 村上 和之施設長の回答
入居者の希望や対応に特段の配慮をせずに対応できる状態(外出・外食・診察等)そして、前述の『人手が無い』状態が可能な 状態、職員の有給休暇請求が大きな問題として捉えなくてすむ状態と考えます。
又、角度は違うかも知れませんが、欠員発生時にすぐに補充が出来るかどうかも、 人手があるかないかの判断要因と言えるのではないでしょうか。

■千葉県浦安 愛光園 足森 三由甲ケアサービス課長補佐の回答
現場から「人手がある」という言葉がでるとしたら(現実にはそんな施設はないと 思いますが)
「人手はあるんだけど〜ができない」とかいう表現になるのかなと 思ったりします。多分どんな状況であっても常に不満はつきもので、そこに 逃げてしまう…。
それをどうやって最小限にとどめて気持ちよくがんばってもらえるかを考えるしかないです。


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